無印のおりがみが百均より安くてとても気に入ったのでご紹介します。
子供が見つけてきた折り紙
子供が海外の学校に在学していた時、日本文化を何か紹介してくださいと頼まれることがありました。
その時、よく折り紙を紹介し、子供達と一緒に折り紙を折りました。
最初のうちは、現地で購入した紙を正方形に切ったものを使っていましたが、雰囲気が出ません。
それで、日本から持ち込むようにしたのですが、枚数が必要なので、当初は100円ショップの折り紙を使っていました。
日本のものだということでそれはそれで好評だったのですが、自分がそれを使って折ってみたところ、私が持ち込んだものがたまたまそういうものだったのか、微妙に紙が厚く折りにくく感じました。
そんな時、母が100円ショップで買うよりも安い(100円以下で買える)折り紙を見つけたよと言って、無印良品の折り紙を送ってくれました。
物は試しと折ってみたところ、とても折りやすく感じました。
それ以来、折り紙は無印のものと決めています。
まだ折り紙を習い始めの人が折る折り紙を綺麗に折るポイントは、紙の端と端をぴったり合わせ綺麗に折ることです。
無印良品の折り紙は他の折り紙よりもそれがしやすくできていると思います。
折り紙は基本的には、その繰り返しで作品を仕上げていくので、折りやすいと言うことはでき上がる作品自体も綺麗に仕上がるようです。
また、無印の折り紙の色はとても優しいです。
子供が好むビビットな色はないのですが、大人が子供に使うのには安心な色が揃っているといって良いでしょう。
ちなみに、金色や銀色などは入っていません。
たいていそれらの色は各セットに1枚しか入っていないので、100円ショップのものを使って折り紙の紹介をしていた時は取り合いになることもありました。
そんな無駄な争いを子供達にはさせないという点でも無印良品の商品は優しいと感じます。
無印良品の折り紙を使う前は、細かい作業が苦手なお子さんの作品は手の汗でよれてしまったりで、仕上がりも汚くなりがちでした。
子供心にも上手くできていないことが分かるようで、途中で折るのを止めてしまうお子さんもいました。
しかし、無印のものを使うようになってから、折り紙が初めてという人にも折りやすい折り紙なので、仕上がりが汚くなることはなく、それなりにでき、途中で投げ出すお子さんはほとんどいなくなりました。
また、偶然かもしれませんが、無印の折り紙を使うようになってから、それ以前はなかった、クラスメートの兄弟のクラスでも折り紙を教えて欲しいと声がかかるようになり、実際にそこでも折り紙の紹介をしました。
もちろん折り紙を紹介する側の私の慣れもあるかもしれませんが、出来上がった作品を見るとやはり折り紙の質の差が私にその機会をもたらしてくれたのだろうと思います。
折りやすくて安いから子供がたくさん使ってもイイ!
折り紙を誰かに教えるためであったり、お子さんと遊ぶためであれば、お値段も手頃で、折りやすい無印の折り紙が一番です。
実際、無印のオンラインショップで買ったところ、商品紹介のところに教材としても使われていると書かれていました。
折りやすいと感じているのは私だけではないようです。
ちなみに、子供に折り紙をさせると、集中力や想像力が育ち、手先が器用になると言われています。
子供の頃の手先を使う作業は、子供の脳の発達にも影響すると言われています。
折りやすい折り紙を使ってする折り紙と、そうでない折り紙を使ってする折り紙、どちらが良いかは言わなくても分かります。
こういった点から考えても、無印の折り紙はお勧めだと思います。
敢えてのデメリットをあげてみた
デメリット・改善点ポイントはあるのか?
無印の折り紙は本当に良いです。
この折り紙で何か作って来て、学校でこんな色を使うなんてと思うご父兄はいないでしょう。
しかし、それでもあえて何かデメリットを探して言うとすれば、無印の折り紙にはパッと目に飛び込むような鮮やかな色が少ないところでしょうか。
大人や、小さな頃から折り紙に慣れ親しんできた日本の子供は、全体的に淡いカラーバリエーションの無印の折り紙はおしゃれで素敵に見えるかもしれませんが、一般に、折り紙経験がないような小さな子供は淡いおしゃれな色よりも、見ているだけで心が弾む明るい色の方が教育上も良いとされています。
良い折り紙なのに、子供の気持ちが弾むような色ばかりを揃えた折り紙セットではないところはデメリットと言っても良いと思います。
折り紙を誰かに教えたい方はもちろん、脳の老化を防止するために折り紙をしようとお考えの方や、折り紙好きなお子さんなど、折り紙をされる方であれば、年齢、性別関係なく、おすすめできます。
ちなみに、私は子供が小さい時はお出かけをする時は、いつも鞄の中に折り紙と色鉛筆を入れていました。
かさばらないおもちゃとしても折り紙は優秀です。
また、折り紙で本格的な作品を作りたいとお考えの方の練習用の折り紙にも良いと思います。
手すきの和紙の折り紙などは本当に美しく、くす玉などを作って誰かにプレゼントするのなら、当然、こちらと言うことになるかもしれませんが、お値段の方も美しさに見合う金額です。
だから、練習用には無印を使って、本番用で手すきのというように使い分けると良いかと思います。